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マルチタスクは避けるべき!?その理由

みなさんマルチタスクはしていますか?

 

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ご存じの通りマルチタスクとは、複数の作業を同時にもしくは短期間に平行して切り替えながら実行することです。元々はコンピュータが複数の作業を同時処理を行うことを指していました。

このマルチタスクは実はあまり良くないことが分かっています。

なぜ良くないのか理由を記述していきたいと思います。

 

生産性が下がる

ある研究では人間がマルチタスクをするとき、脳の中の別々の領域で処理を行っており、同時に並行処理しているわけでなく、それを短期間で頻繁に切り替えを行っていることが分かっています。そして、それぞれの処理に対して集中して行うことが出来なくなっていることも分かりました。たとえば2つの作業をマルチタスキングした場合、処理能力は80~95%も低下します。

つまりマルチタスクは明らかに生産性を低下させます。

 

 

悪影響を及ぼす可能性がある

効率が悪くなるだけでなく、脳に負担がかかり悪影響を及ぼす可能性があります。

それに加え、注意不足になりがちです。

身近なマルチタスクの例を挙げますと、ながらスマホがあります。

スマートフォンを操作しながら自転車に乗った人を見ると、明らかに注意不足に起因するエラーを引き起こします。

マルチタスクをすると頭が良くなると思われがちですが、実際は全くの逆、脳に損傷を起こす可能性や注意不足を引き起こすのです。

 

 

そもそも同時処理出来る人間はいない

中にはマルチタスクを完璧に出来ると言われる人もいますが、実際には作業順序を考えた上で単一の作業を集中して短時間でこなしているだけで並行処理しているわけではありません。

 

しかし音楽を聴きながら作業することに関しては、脳の全く別の領域を使うので、作業に集中することに役立つと判明しています。

 

 

 

 

日常生活でもついついやってしまうマルチタスク

マルチタスクは効率が悪くなるばかりでなく、脳に負荷をかけ悪影響を及ぼす危険性があります。作業を同時に行うのではなく、一つ一つ集中して課題をクリアしていき終わらせた方が、効率面でも健康面でも良さそうですね。